技術部 水処理課 - 先輩社員の声

生態系を守る。
その責任感も、充実感も大きい

技術部 水処理課

Y.S 2024年入社

下水道処理場管理
Y.Sさんの写真

とある一日のタイムスケジュール

  • 8:15

    出社、朝礼

  • 8:30

    日常採水試験

  • 10:30

    最終沈殿池などの清掃

  • 11:30

    事務作業

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    顕微鏡で微生物を観察

  • 15:00

    場内巡回

  • 17:00

    終礼

  • 17:15

    退社

仕事

技術部 水処理課の仕事風景

――どんな仕事をしていますか?

職場は金沢市内にある下水道処理施設で、事業所や家庭から排出される下水を集約し、汚泥を沈殿させたり、微生物の力を活用したりして、きれいな水に戻して川に放流しています。私の仕事は、この施設の管理・運営です。設備の点検・修繕や放流前に採水して成分の分析などを担っています。

――仕事をする上で心がけていることは?

処理した水は自然に還ります。排水基準を満たすのはもちろん、より安全な水にすることで、生態系を守ることを常に意識しています。そのために日々の分析を通して処理方法などを改善しています。環境に携わる仕事だけに、のしかかる責任は決して小さくありません。その分、目に見える効果が出たときの達成感も大きいですよ。

技術部 水処理課の仕事風景

――仕事上のエピソードを教えてください。

水の透明度を測るためのフラスコを割ってしまったことがあります。先輩に報告したところ、「大丈夫、けがはなかった?」とやさしく対応してくれました。ですが、あとで聞いたところ、フラスコは採水用の特注品で、お値段もなかなかするとのこと・・・。私たちが扱っている器具や設備は専用のものが少なくありません。この失敗談を教訓に、一層、注意して扱うようになりました。

――今後の目標は?

当面の目標は、業務にかかわる資格を取ることです。スペシャリストの道を歩み、10年後、15年後には後輩たちに頼りにしてもらえる手本になれればと思っています。

職場

技術部 水処理課の仕事風景

――職場の雰囲気はどうですか?

皆さん、優しく気さくな方ばかりです。30代、40代の方が多く、年齢は離れていますが、とても話しやすい雰囲気です。上司は若手の意見にもしっかりと耳を傾けてくれますし、働きやすい職場だと思います。有休も取りやすく、先輩や上司も取得を勧めてくれます。

――職場は下水処理施設ですが、本社の人たちとの接点はありますか?

年に1度は社員旅行があり、その際に本社の人たちと交流を深めています。2025年は大阪・関西万博に出かける予定で、今から楽しみです。それにフットサルなどサークル活動もしているそうで、部署や勤務先に関係なく、ふれあう機会はたくさんあります。

就活

――金沢環境サービス公社に入社したきっかけは?

大学卒業後に就職した県外のメーカーを辞め、地元・金沢に戻ってきました。再就職先を探していたとき、友人の母がハローワークで働いていて、金沢環境サービス公社を勧めてくれたんです。「会社の雰囲気もいいし、社員さんもやさしい。待遇もしっかりしている」と、いち押しの会社でした。

――それで入社試験を受けたのですね。

はい。会社を訪れてみて、友人の母が勧めてくれたポイントを、すぐに実感できました。採用担当者の方が親身になって向き合ってくれたからです。つくづく思います。会社の雰囲気のよさは、金沢環境サービス公社の大きな魅力です。

メッセージ

インタビューカット

――就活中の学生にメッセージを。

最初の一歩が大切だと思います。本当に自分に合っている会社かどうかを見極めるために、企業研究をしっかりと進めましょう。そして、めざす企業が決まり、就職活動が始まったら面接練習も念入りに。学校の就職サポートも活用し、悔いのないように行ってください。